掌蹠膿疱症について |
掌蹠膿疱症は、歯の金属アレルギーが原因だとか、扁桃腺を切ったほうがいいなど、原因や治療についていろいろなことが言われているが、「ビオチン欠乏」によるものという説が、今一番強そう。
ビオチンとは、腸内でつくられるビタミンH。(体外からの摂取ではなく、腸でつくられる)ビオチンは、ブドウ糖、脂肪、タンパク質の代謝に必要だが、腸内細菌の環境が悪化し、ビオチンがうまくつくられない(もしくは、ビオチンをある菌が食べてしまう)ことにより、ビオチンが足りない状態になっている。
掌蹠膿疱症の人(で、整腸剤を飲んでいない人)は、いわれてみれば、下痢(or便秘)ぎみ、オナラは、けっこう臭いかも、の傾向が、あるかもしれない。
掌蹠膿疱症治療の第一人者である秋田にある本荘第一病院の前橋医師によると腸内でつくられるはずのビオチンの欠乏を体外から補いつつ、腸内環境を改善すること、というビオチン治療で、掌蹠膿疱症は、治るという。扁桃腺を切ったり、金属アレルギーを直すべく歯の治療をしたりといったことは、あまり意味がないようだ。また、手に膿疱ができるだけでなく、掌蹠膿疱症関節炎も併発する(ことが多い)。
骨盤から膝にかけて痛みがはしり、しゃがめなくなった。鎖骨、胸、背中、肩から肘にかけて、激痛。とてもじゃないけど、寝返りが打てないという、関節炎の痛みが先に現れ、次に手にブツブツができた。手にブツブツができて初めて、「掌蹠膿疱症だったんだ~」と判明。前橋医師によると、掌蹠膿疱症のほとんどの人は、骨の病変があるという。(鎖骨、胸骨、脊椎、骨盤の変形、破壊、石灰化)
前橋医師のもとを訪れた掌蹠膿疱症の患者の69%が、胸、背中、腰に激痛があり、痛みを訴えなかった31%の人も、レントゲンでは、骨に病変みられるようだ。
また、皮膚の病変がひどい人は、比較的骨の病変は軽い。骨の病変がひどい人は、皮膚の病変は軽いという傾向があるらしい。そのため、「手のブツブツさえ、消えればいい」というものではなく、ビオチン欠乏の状態を治していくことが、
掌蹠膿疱症と掌蹠膿疱症関節炎の治療には、欠かせないようだ。
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掌蹠膿疱症は、手と足の裏に膿みのようなブツブツが無数にできる。 |
特に、手は、親指のつけね、小指の下の膨らんでいる部分、足の裏は、土踏まずの部分
に、膿疱がよくできやすい。
掌蹠膿疱症の人がビオチン欠乏症になるのは、腸内細菌の環境が、悪玉菌優位になっているからだと、言われている。
ビオチンは、腸内で作られるビタミンだが、せっかく作られたとしても、悪玉菌がビオチンを食べてしまっているらしい。
腸の中が、 悪玉菌>善玉菌 になっている。
その悪玉菌優位の腸内環境を整えるために、整腸剤を飲む。
ビオチンだけを飲んでいる状態は、悪玉菌にエサをあげて、悪玉菌をどんどん増やしているのと同じ状態ということらしい。けれど、ビオチンに、なぜ、ミヤリサン(ミヤBM)なのか。前橋賢医師の著書を要約すると、乳酸菌の一部やフェーカリス菌は、ビオチンをどんどん食べてしまうのだという。前橋医師の研究によると、ビオチンを食べてしまう犯人が、乳酸菌だというのだ。つまり、ビオチンにとっては、一部の乳酸菌=悪玉菌、というわけだ。掌蹠膿疱症患者の便を調べたところ、桁違いに多い乳酸菌が検出される事例が多かったのだという。ちなみに、ビオチンだけを飲んでいるとどうなるか。当初は、血液中のビオチン濃度は上昇するが、だんだん、血中のビオチン濃度は低下する。なぜなら、ビオチンをエサにして乳酸菌が元気になり、増殖し、さらにビオチンを食べてしまうことに。そして、ビオチンを飲む前の血中濃度にまで、低下してしまう。(ビオチンだけ飲んでても、まったく意味なし!)ミヤリサン(酪酸菌)と一緒に飲むことで、ミヤリサンが悪玉菌の増殖を抑えてくれ、血中のビオチンを高濃度に維持してくれる。(ビオチンは、腸で吸収されます)また、ミヤリサンは、くっさいオナラの原因になっている乳酸菌以外の悪玉菌も抑制してくれる。ちなみに、ビオフェルミンS…ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌やっぱりビオチンには、ミヤリサン(医師処方の場合はミヤBM)ですね。
上記は、引用分がほとんど。
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掌蹠膿疱症のビオチン治療は、 |
ナローバンドUVB照射
オキサロール軟膏外用
ビオチン内服
ミヤBM(ミヤリサン/酪酸菌入りの整腸剤)内服
シナール(ビタミンC)内服
生活、食事指導
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最近の知見 |
ビオチンとビタミンCの内服は有効。ビオチンの活性を促進か?
ムコスタの服用は、ビオチンの吸収を阻害するので良くない。
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